名 称 | 成分について | 含 有 植 物 |
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アルカロイド | N(窒素原子)を含みます。中枢性に作用する物質を含み 鎮静・鎮痛・解毒の他、さらに強くなると興奮・幻覚などを引き起こします。 多くの植物が何種類ものアルカロイドを持ち、 含有量は季節や時間によっても変化します。 最も活性が認められるのは開花直前。 マラリアの特効薬キニーネの原料。 |
コーヒー /カフェイン 紅茶 /テオフィリン ココア /テオブロミン マテ /マテイン パッションフラワー / ハルマン ケシ / モルヒネ コカ /コカイン ガラナ /カフェイン 等 |
タンニン | 皮をなめす為に用いられました。 血中のたんぱく質を凝固させ、収斂作用を持つことから 炎症を鎮め、治癒を促進させます。 |
バラ科 ツツジ科 ヤナギ科 マメ科に多い。 エルダーフラワー ヒース セージ ローズ マテ ラズベリーリーフ コーヒー 紅茶 ウィッチヘーゼル |
サポニン | 乳化作用があり、この成分を多く含む ソープワートは石鹸の代用になります。 赤血球を壊す作用がありますが、食物として摂取する場合はかえって消化を助けます。 ステロイドホルモンに似た構造の為、 ホルモン調整や炎症を抑える作用を示すものもあります。 |
タイム マリーゴールド リコリス オタネニンジン |
強心配糖体 | 糖質とそれ以外の生理活性の 強い成分が結合し、 強心作用があります。 |
キツネノテブクロ ドイツスズラン ジギタリス |
アントラキノン配糖体 | 配糖体の一種で、染色にも使われる植物色素。 大腸を刺激するため、 下剤作用があります。 |
センナ ダイオウ クロウメモドキ アロエ ルバーブ |
フラボノイド | 黄色い成分で、染料として使われます。 毛細血管を丈夫にし、ビタミンCの働きを強めます。 |
タデ科 ミカン科 マメ科 キク科 セリ科 |
クマリン | 芳香成分の一種。化学式C9H6O2 水よりはアルコールによく溶けます。水に微溶。桜餅の香りがよく知られています。 生の葉では香らず乾燥や塩蔵や 砕くことで香る成分。 血液凝固剤としても知られている成分です。 アルツハイマーを予防するという説も。 |
サクラ ヒヨドリバナ 明日葉 ホップ 食用菊の花 ガジュツ セリ科 |
苦味成分 | 苦味を持つ成分の総称。 消化液の分泌を促進させ、 食欲を増進 健胃 強肝作用があります。 |
アーティチョーク ダンディライオン マリーゴールド ワームウッド(アブサンの原料) ホップ |
粘液物質 | ねばねば成分。炎症を和らげ、 傷ついた消化管や粘膜を保護します。 |
マシュマロー エルダーフラワー オオバコ |
ビタミン | 全ての植物にヒトが合成できない物質が含まれています。水溶性のビタミンはB郡とC。 七課でもロズヒップはビタミンC爆弾 という異名があるほど多く含まれています。 |
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ミネラル | 各種の代謝過程に必要な微量栄養素です。 | ネトル ラズベリーリーフ ハイビスカス マテ ダンデライオン |